
サラダなどのよく食卓に並ぶキャベツですがその歴史は古く昔から人間に食されてきました。昔は食料でなく薬草としても使われており、その原産地は地中海沿岸とされています。
その祖先はケールであり、キャベツと違い葉が巻かれてないのが特徴的です。また古代ギリシャなどでは酒酔いを直す効果があると信じられており、酒を口に含む前にキャベツのスープを飲んでいたとされています。
またキャベツは占いにも使われていたこともあり、食用以外の様々な使い方をされていました。日本と渡ってきたのは最近で江戸時代です。元々は食用ではなく観賞用として輸入されました。
食用キャベツが使われ始めたのは明治時代でその当時広まっていた西洋料理のためです。