毎日食べるにんじんの歴史のお話

にんじんの歴史は、アフガニスタンのヒマラヤ・ヒンズークシ山麗で栽培されたのが起源とされています。現在アフガニスタンで栽培されている、黒っぽい根をもつ黒人参が原種に近いと言われます。

にんじんはこの地域から西方と東方に伝わり、世界に伝播していくのです。西方のトルコには10世紀頃に伝わり、12世紀頃にスペイン、北西ヨーロッパには14世紀、16世紀にはイギリスへと伝わります。

当時のにんじんは長根系で色は紫色や黄色、16世紀頃にオランダで改良されて、オレンジ色の西洋系ニンジンが誕生するのです。中国には12世紀頃に伝わり改良されて赤みが強く、においが少ない東洋系ニンジンが生まれます。日本には16世紀頃の安土桃山時代に伝わり、各地で栽培されるようになるのです。

京野菜の金時ニンジンは、中国から伝わった東洋系ニンジンなのです。江戸時代末期頃には西洋系ニンジンも伝わり、明治時代以降に広く普及します。現在では栽培しやすい、西洋系ニンジンが主流となっているのです。

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